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わかさの秘密トップ > 成分情報 > アカガウクルア

作成日 2011年10月29日
更新日 2013年01月16日

アカガウクルア

red kwao keur
ソフォン
Butea superb

アカガウクルアとは、別名ソフォンとも呼ばれる熱帯性植物で、ハーブの一種です。
古くから男性の強壮や強精剤として知られており、疲れやすい方や体力の衰えた方に注目されています。また血流改善効果や疲労回復効果、抗ストレス作用、抗炎症作用など、さまざまな効果が期待されています。

アカガウクルアの健康効果
◎疲労回復効果
◎体力を増強する効果

目次

アカガウクルアとは

●基本情報
アカガウクルアとは、インドとタイのメコン川流域の特定地域に生息する熱帯植物で、ハーブの一種です。別名をソフォンやツルハナモツヤワノキともいい、学名はブテアスペルバといいます。
アカガウクルアは、葛の近縁種で胡蝶蘭に似た深紅の花を咲かせます。大きな木に巻きついてはっているツル性の植物で、根が大きな塊状になります。また、ツルの部分を切ると真っ赤な樹液が染み出てくることが特徴です。
タイでは古くからアカガウクルアを男性の強壮剤として利用してきた歴史があります。
ガウクルアとはヤマイモの一種で、アカガウクルアの他に白ガウクルア、黒ガウクルア、鼠色ガウクルアの4種類があります。タイでは、現在でもガウクルアの根をすりつぶし、はちみつなどで固めて食べられています。
また、ガウクルアの中でも白ガウクルアは、別名プエラリアミリフィカとも呼ばれ、女性向けのサプリメントとして最近注目されるようになっています。

●アカガウクルアの働き
アカガウクルアにはDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)という「若さの源泉」ともいわれる性ホルモンの分泌を促進する効果があります。
また、アカガウクルアには体力増強作用や抗炎症作用、抗ストレス作用など様々な働きがあり、各器官や細胞の血流に影響を与えるため、免疫力や老化などに対して効果的だと考えられており、現在日本で研究が進められています。

●アカガウクルアを摂取する際の注意点
アカガウクルアは、性ホルモンへの影響が考えられる成分のため、ホルモン療法を行っている場合は注意が必要です。
また、狭心症や降圧薬などの薬を服用中の場合は、かかりつけの医師や薬剤師に相談のうえ、使用する必要があります。

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アカガウクルアの効果

●疲労回復効果
人間が疲労を感じるのは、体内のDHEAの減少が原因のひとつだと考えられています。
DHEAとは、副腎皮質で生成され、血液中に分泌される副腎皮質ホルモンで「若さの源泉」とも呼ばれる性ホルモンの一種です。人間の体内では約150種類以上のホルモンが副腎皮質から分泌されています。そのホルモンの中でも最も分泌量が多く、男性ホルモンであるテストステロン[※1]や、女性ホルモンであるエストロゲン[※2]などホルモンをつくりだす役割を持つホルモンがDHEAです。
DHEAは、7歳頃から血液中分泌にされ、男女ともに思春期に急激に増加していきます。25歳頃でピークを迎え、年齢とともに減少していき75歳頃にはピーク時の10%程度にまで減少してしまいます。
DHEAは総体的な健康感を高めるため、疲労回復に役立ちます。アカガウクルアは、DHEAの分泌を促進する働きがあるため、疲労回復に効果的だといえます。

●体力を増強する効果
アカガウクルアはDHEAの分泌を促進する働きがあるため、体力増強に効果的です。
DHEAが増加することで、免疫組織を若返らせ、生活習慣病の予防や筋力増強、新陳代謝の活発化に期待が持てます。また、エネルギーレベルを高めることで、ストレスに対応し、体力維持に効果を発揮します。
DHEAは、アメリカでは「若返りホルモン」として認知され、筋肉増強、痩身、ストレス軽減、記憶力向上そして疾病予防との関連について研究が多くの学者たちによって進められています。

[※1:テストステロンとは、男性ホルモンの一種で、睾丸や副腎から分泌される男性らしい筋肉質な体つきを促進するホルモンのことです。]
[※2:エストロゲンとは、女性ホルモンの一種で、卵胞や黄体から分泌される女性らしい体つきを促進するホルモンのことです。]

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アカガウクルアは食事やサプリメントで摂取できます

こんな方におすすめ

○疲れやすい方
○疲労を回復したい方
○体力を増強したい方
○ストレスをやわらげたい方

アカガウクルアの研究情報

【1】 勃起不全障害(ED)の男性患者(約30~70歳)に対し、アカガウクルアを3ヶ月間飲用させた結果、82.4 % において改善が見られたことから、アカガウクルアには精力増強効果が期待されています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12937809

【2】アカガウクルアは、エストロゲンが過剰産生の場合は抗エストロゲン作用を示し、エストロゲン作用の働きかけを抑えることから、アカガウクルアはエストロゲン調節機能を持つと考えられています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21071866

【3】ラットにアカガウクルア250mgを飲用させた結果、子宮厚が広がり、子宮腺の数が有意に増加しました。黄体形成ホルモンを増加したことから、アカガウクルアはアンドロゲン様作用を有する可能性が考えられました
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19010408

【4】アカガウクルアの抽出物の抗菌作用は広く、カビなどの真菌、グラム陰性細菌、グラム陽性細菌に対して抑制作用を示します。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11261215

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参考文献

・Cherdshewasart W, Nimsakul N. (2003)  “Clinical trial of Butea superba, an alternative herbal treatment for erectile dysfunction.” Asian J Androl. 2003 Sep;5(3):243-6.

・Cherdshewasart W, Mahapanichkul T, Boonchird C. “Estrogenic and anti-estrogenic activities of the Thai traditional herb, Butea superba Roxb.” Biosci Biotechnol Biochem. 2010;74(11):2176-82. Epub 2010 Nov 7.

・Malaivijitnond S, Ketsuwan AN, Watanabe G, Taya K, Cherdshewasart W. “Androgenic activity of the Thai traditional male potency herb, Butea superba Roxb., in female rats.” J Ethnopharmacol. 2009 Jan 12;121(1):123-9. Epub 2008 Nov 1.

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