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作成日 2012年02月27日
更新日 2014年06月07日

体内を巡り、吸収されるメカニズム

ビルベリーに含まれるアントシアニンには、体をサビつかせてしまう活性酸素の働きを抑制したり、白内障や緑内障といった目の疾患の予防に有効な成分であることが知られており、ビルベリーのエキスを含んだ健康食品が多くの人々の注目を集めています。とくに、北欧産野生種のビルベリーを原料にした健康食品が人気を博していますが、その理由は、ビルベリーには、一般栽培種のブルーベリーに比べて、約5倍ものアントシアニンが含まれているからと考えられます。

ビルベリーに含まれるアントシアニンは、目の健康を維持するために役立つということが広く認知されてきており、そのメカニズムについて研究が進んでいます。目の網膜にあるロドプシンというたんぱく質は、光を受けることによって分解され、光の信号を電気信号に変換します。その電気信号が脳に伝わることで、私たち人間は「見える」と感じることができます。光を受けて分解されたロドプシンは、時間が経つと自然に再合成され、再び利用できますが、分解と再合成のサイクルが遅れたり、乱れたりすると、目がぼやけたりするなどして、「見えにくい」と感じるようになります。ビルベリーに含まれるアントシアニンは、ロドプシンの再合成を助ける働きを持っており、目の健康維持に欠かせない成分として注目を集めているのです。

目の健康維持に欠かせない存在となった、ビルベリーに含まれるアントシアニンは、他の栄養素と同じように、腸で吸収された後、血液によって全身に運ばれ、体内で働いた後、最終的には体外へ排出されていきます。食べ物は、胃で消化された後に小腸へたどり着きますが、小腸の内部には絨毛組織(じゅうもうそしき)と呼ばれる、まさに絨毯(じゅうたん)の毛のような形をした非常に小さな組織があり、そこで体に必要な栄養素が吸収されます。もちろん、ビルベリーに含まれるアントシアニンも、絨毛組織で吸収されます。その後、アントシアニンは血液の流れに乗って全身に運ばれていきます。

ビルベリーに含まれるアントシアニンは、血液の流れに乗って、約2時間をかけて全身を巡り、体の各部でその働きを発揮します。ビルベリーが目の健康維持に役立つと言われるのは、目にたどり着いたアントシアニンがロドプシンの再合成を助け、スッキリ・ハッキリした視野を保つからなのです。その後、役割を終えたアントシアニンは、約24時間で尿とともに体外へ排出されていきます。したがって、食事やサプリメントから、ビルベリーを毎日摂取することによって、アントシアニンは常に体内に補充され続け、様々な健康パワーを発揮してくれると考えられます。

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