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わかさの秘密トップ > 成分情報 > キチン・キトサン

作成日 2011年08月24日
更新日 2019年12月18日

キチン・キトサン

Chitin and Chitosan

キチン・キトサンは、カニやエビなどの甲殻類に含まれる動物性の食物繊維です。
コレステロールや有害物質を吸着して、体の外に排出させる働きがあり、肥満の予防や、免疫力を高める効果があります。

キチン・キトサンの研究情報

【1】マウスでキトサンオリゴ糖(COS)がコレステロール逆輸送(RCT)に及ぼす作用を検討しました。(3)H ‐コレステロールを含んだマクロファージを注入されたマウスに対し、COS(250, 500, 1000 mg/kg)を摂取させました。血漿脂質濃度、および(3)H ‐コレステロールの取り込みを血漿、肝臓、胆汁および便で測定しました。また、COSが肝臓中の水酸化酵素(CYP7A1)およびスカベンジャー受容体BI(SR-BI)の発現に及ぼす作用を検討しました。その結果、COS投与群は、血漿総コレステロールおよびLDLコレステロールの減少が見られ、(3)H -コレステロールは肝、胆、糞便で増加していました。CYP7A1、SR-BIおよびLDL受容体(LDL-R)の肝臓での発現は、COS投与されたマウスでは改善されました。
このことから、LDLの血中濃度はCOS投与によって改善される可能性が考えられました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22302708

【2】無作為化二重盲検臨床試験を糖尿病のない12名の肥満患者に対し行い、3ヶ月間、プラセボまたはキトサン(3回/日、750 mg)を摂取させました。血清グルコース、総コレステロール、HDLコレステロールおよびトリグリセリド(TG)およびインスリン感受性を測定しました。キトサン投与群では、インスリン感受性が増加し、また、体重、ウエスト周囲径、BMI、TGがプラセボと比較して有意に減少していました。このことから、キトサンの摂取は食後のインスリン感受性を増加させ、肥満予防につながると考えられました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20650346

【3】水溶性キトサンが酸化ストレスの指標に及ぼす作用について検討しました。4週間のキトサン治療は血漿グルコース、アテローム誘発性指数の量の有意な減少を引き起こすHDLを増大させました。また、キトサンは酸化アルブミンを減少させ、血漿中の抗酸化活性を増加させました。このことから、キトサンは、血漿中の酸化ストレスをやわらげる働きがあることがわかりました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18996432

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参考文献

・中村丁次 からだに効く栄養成分バイブル/主婦と生活社

・則岡孝子 栄養成分の事典 新星出版社

・サプリメント健康バイブル/日本サプリメント協会(NPO)小学館

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