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作成日 2012年09月08日
更新日 2014年05月01日

DHA(ドコサヘキサエン酸)

Docosahexaenoic acid

DHA(ドコサヘキサエン酸)は青魚に多く含まれている多価不飽和脂肪酸で、体内ではEPA(エイコサペンタエン酸)からつくられ、脳や神経組織の機能を高める働きがあります。脳は脳内に入れる成分と入れない成分を選別しますが、DHAは脳内に入ることができ、神経細胞を活性化させ記憶力や学習能力を向上させます。

DHA(ドコサヘキサエン酸)の研究情報

【4】48名のHIV感染者において、12ヵ月間DHA460mg 及びEPA380mgを摂取させると、血中トリグリセリド量が減少したことから、DHAと EPAを摂取することで、トリグリセリド血症を予防する効果がある。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22212377

【5】原発性胆管炎患者において、DHAを1日2回、計800mg 12ヵ月間摂取させたところ、血中DHA濃度が1.7倍に上昇し、胆管炎の指標となるアルカリホスファターゼが大幅に減少したことから、DHAに肝臓保護作用があることが確認できました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22129201

【6】冠動脈心臓病を患っていない患者で、海藻由来のDHAを1日1.68g 摂取すると、血中トリグリセリドが減少し、一方善玉(HDL)コレステロールと悪玉(LDL)コレステロールがともに上昇したということが報告されました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22113870

【7】平均年齢10歳の肥満小児120名にDHA 300mg、EPA 42mg を3週間摂取させたところ、血中総コレステロール量が減少し、合わせて体重が減少したことから、DHAが肥満小児に対する予防効果が確認されました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22101886

【8】脳の認知機能にはグルタミン酸、及びグルタミン酸を神経細胞に輸送するグルタミン酸輸送体が重要な役割を果たしています。apoE4というタンパク質はこれらを傷害し、認知機能低下をもたらします。DHAを摂取すると、apoE4の働きを抑制することで、DHAには認知機能や痴ほう症予防の効果が期待されています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22057027

【9】生後6ヵ月~24ヵ月の小児では必須脂肪酸の摂取は不可欠で、特にDHAが不足すると網膜機能や認知機能に影響を及ぼします。特にDHAや、DHAに変換されるα-リノレン酸は母乳が一番の摂取源であるため、粉ミルクなどで育てる場合、発育障害の問題が指摘されています。そこで、粉ミルクなど人工食などには、α-リノレン酸を添加する強化栄養食品が販売されています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21929635

【10】早産乳児ではDHAとアラキドン酸の摂取が不可欠です。DHAを摂取することにより体重と身長の成長を助け、アラキドン酸では頭部周囲径の成長を助けたことから、早産乳児ではDHAとアラキドン酸の摂取の有用性が示唆されています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21995887

【11】白血球細胞では炎症関連物質のNF-κB が活性化されることで炎症が生じるが、DHA及びプロシアニジンを摂取すると、NF-κB の活性化を抑制し、抗炎症作用を持つことが示唆されています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21954853

【12】291名の躁病およびうつ病患者において、ω-3を摂取させると、うつ病を抑制する効果が確認されました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21903025

【13】ラットにおける、脳・網膜・肝臓のDHA量(体重当たり)を調べたところ、網膜(4.58mg/g)、脳(2.95mg/g)、肝臓(2.58mg/g) の順に、DHAが多い器官であることがわかっています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11254754

【14】小児気管支喘息患者29人において、EPA を1日84mg 及びDHAを1日36mg を含んでいる魚油を10ヵ月摂取したところ、喘息症状スコアが改善され喘息患者に特有のアセチルコリンへの過剰反応も改善が見られました。さらに、血漿中のEPA の量が増加したことから、DHAとEPAには小児気管支喘息に対して有効であると考えられます。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11153584

【15】出産後うつ病患者(研究41例、計14532名) において、海藻・DHA・EPAの摂取量と産後うつ病の関連性を調査した結果、母乳中のDHAの量および海藻の摂取量が多いほど、産後うつ病の危険性が低いことがわかりました。この結果より、DHAおよび海藻には産後うつ病の予防に有益であることが示唆されました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12103448

【16】期末テストを控え精神的ストレスを抱えた学生41名、DHAを1日1.5~1.8g を3ヵ月間摂取させたところ、他者に対する攻撃性が抑制されたことから、DHAが精神安定効果を有することが示唆されました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/8613538

【17】乳児87名に対して、DHA(0.35%) もしくはDHA(0.36%) 及びアラキドン酸(0.72%) を17週間摂取させ、58名に52週間まで摂取させたところ、6週間後には、DHAを摂取させた子供では視機能の発育がより進んでいました。また52週間後に観察したところ、血中脂質における脂肪酸組成と視機能との間に関連性が確認されたことから、DHAの摂取が乳児での視機能発育に重要な役割をもつことが示唆されました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11144440

 

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