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わかさの秘密トップ > 成分情報 > 陳皮(ちんぴ) > 陳皮(ちんぴ) 研究情報

作成日 2012年09月12日
更新日 2014年04月19日

陳皮(ちんぴ)

Citrus unshiu peel

陳皮とは、みかんの皮を乾燥させた生薬の一種です。
香り成分であるリモネンやテルピネンなどを主成分とする精油を含み、リラックス効果を持ちます。また、ポリフェノールの一種であるヘスペリジンも含まれており、毛細血管を強くして血流を改善する効果も持ちます。それ以外にも健胃・整腸効果や風邪予防などの効果も期待されています。

陳皮の研究情報

【4】Ⅱ型糖尿病マウスに陳皮抽出物を0.2% 含有する餌を6週間摂取させたところ、糖尿病による体重増加や体脂肪、血糖値の上昇が抑制されました。陳皮抽出物には、肝臓の糖新生の抑制および脂肪酸酸化を促進することによる脂肪肝の予防と血中トリグリセリドの上昇抑制効果が確認されました。また肝臓、血中の炎症関連物質IL-6, IFN-γの減少と抗炎症物質IL-10が増加したことから、陳皮抽出物は糖尿病予防効果と抗炎症作用を有することが示唆されました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22694954

【5】高脂肪食摂取ラットに陳皮の有効成分ヘスペリジンとナリンギニンを0.5% 含む餌を42日間摂取させたところ、高脂肪食摂取による肝臓中のコレステロールやトリグリセリドの増加が抑制されました。コレステロール合成酵素HMG-CoA ならびにACAT のはたらきが抑制され、糞便中へのコレステロール排出も低下していたことから、陳皮は肝臓合成コレステロールの阻害作用により、高コレステロール血症予防効果と脂肪肝予防効果を有することが示唆されました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/10356084

【6】ヒトの細胞(ヒトリンパ芽球白血病細胞:MOLT-4)に陳皮抽出物を投与すると、C型肝炎ウィルスの感染が抑制されたことから、陳皮には肝臓保護作用があることが示唆されました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15844836

【7】陳皮抽出物には、I型アレルギー、Ⅱ型アレルギー、Ⅳ型アレルギーに対する抑制作用が確認されました。またこの作用は、みかんが成熟するともに減少し、未成熟果実の方が強いこともわかりました。このことから、陳皮には抗アレルギー作用を持つことが示唆されました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/2614666

【8】陳皮の機能性成分であるヘスペリジンはオピオイド受容体を通し、抗不安作用を有することがわかりました。またこのことから、ベンゾジアピンとともにヘスペリジンを併用し、鎮静作用だけではなく痛みに対する新たな治療方針も考えられました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18048026

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