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わかさの秘密トップ > 成分情報 > 不飽和脂肪酸 > 不飽和脂肪酸 研究情報

作成日 2012年09月13日
更新日 2014年05月21日

不飽和脂肪酸

unsaturated fatty acid

不飽和脂肪酸とは炭素同士に二重結合を含む脂肪酸のことです。一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸があります。魚やオリーブオイルなどに多く含まれ、悪玉(LDL)コレステロールの抑制や過酸化脂質の発生を予防する効果があるといわれている、「健康に良い油」です。

不飽和脂肪酸の研究情報

【4】近年の研究により、n-3多価不飽和脂肪酸(主にDHAおよびEPA)が、抗炎症作用、抗血栓作用、血管拡張作用を有していることがわかりました。この作用によって、冠動脈性心疾患、高血圧、2型糖尿病の合併症およびいくつかの自己免疫疾患に対して有益な作用を示しました。さらに、呼吸器系に関する慢性疾患を予防することがわかりました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22400182

【5】近年、n-3およびn-6 脂肪酸(FA)のような多価不飽和脂肪酸(PUFA)がアテローム性動脈硬化の予防に重要な役割を果たすことがわかっています。In vitroやin vivoでの研究では、PUFAの単球や内皮細胞の分子間相互作用メカニズムに関して焦点が当てられています。疫学調査や無作為試験、対照試験からはすでにn-3脂肪酸の摂取が心血管障害を抑制することがわかっています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22363018

【6】ドライアイ症候群のひとつ、結膜炎症に対してω-3およびω-6脂肪酸がどのような働きをするかについて調べました。138例を対象にω-3、ω-6脂肪酸食もしくは、プラセボを3カ月間投与しました。その結果、脂肪酸食摂取群では、結膜におけるヒト白血球マーカー(HLA-DR)の減少が認められました。また、脂肪酸食ではドライアイの兆候や症状について抑える働きがある可能性がわかりました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21834921

【7】γ‐リノレン酸は抗炎症作用を持ち、乾燥肌や軽度のアトピー肌での炎症や皮膚からの水分蒸発を防ぐのに役立ちます。この働きにより、γ‐リノレン酸は乾燥肌や軽いアトピー性皮膚炎でのバリア機能を果たすと考えられています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22123240

【8】γ‐リノレン酸とDHAをイヌに8日間摂取させることで、抗炎症作用が見られました。γ‐リノレン酸摂取では、アレルギー関連物質ヒスタミンが放出されるのを緩和する働きが有りました。γ‐リノレン酸はDHAと一緒に摂ることで、アトピー性皮膚炎の予防に役立つことが分かりました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15500483

【9】アトピー性喘息患者43名がγ‐リノレン酸1.13g とEPA0.75g を摂取したところ、炎症性物質ロイコトリエンB4 の産生量が減少していました。この結果より、γ‐リノレン酸とEPAを一緒に取ることによって、アトピー性喘息の方の症状緩和に役立つと考えられました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12852711

【10】平均年齢10歳の肥満小児120名にDHA 300mg、EPA 42mg を3週間摂取させたところ、血中総コレステロール量が減少し、合わせて体重が減少したことから、DHAが肥満小児に対する予防効果が確認されました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22101886

【11】生後6カ月~24カ月の小児では必須脂肪酸の摂取は不可欠で、特にDHAが不足すると網膜機能や認知機能に影響を及ぼします。特にDHAや、DHAに変換されるα-リノレン酸は母乳が一番の摂取源であるため、粉ミルクなどで育てる場合、発育障害の問題が指摘されています。そこで、粉ミルクなど人工食などには、α-リノレン酸を添加する強化栄養食品が販売されています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21929635

【12】ラットの脳・網膜・肝臓のDHA量(体重当たり)を調べたところ、網膜(4.58mg/g)、脳(2.95mg/g)、肝臓(2.58mg/g) の順に、DHAが多い器官となっていることがわかりました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11254754

【13】日本国において魚の消費量が多い市民(EPAとのして1日2.5g 摂取)と魚の消費量の少ない市民(EPAとして1日0.9g 摂取) の血小板凝集能を比較したところ、魚の消費量が多い市民の方が、血小板凝集能が低かったことから、EPAが血小板凝集能抑制やそれに伴う、血液流動性の改善効果があることが示唆されました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/6107739

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