本文へ


わかさの秘密トップ > 成分情報 > ヘスペリジン > ヘスペリジン 研究情報

作成日 2012年09月13日
更新日 2014年05月02日

ヘスペリジン

hesperidin

ヘスペリジンはポリフェノールの一種で、青みかんなどの柑橘類の皮やすじに多く含まれている栄養素です。
抗酸化作用や末梢血管を強化する作用があるため、血流を改善する効果、高血圧を予防する効果、コレステロール値を低下させる効果などが期待されています。
また、ヘスペリジンはアレルギー反応による炎症を抑制する作用も持つため、花粉症の予防効果も期待されています。

ヘスペリジンの研究情報

【4】卵巣除去マウス(OVX)誘発骨密度低下に対するヘスペリジンの作用について検討しました。OVX-通常食事(コントロール群)、OVX-ヘスペリジン0.5g/100g(HesA群)またはOVX-αグルコヘスペリジン0.7g/100g(HesB群)を4週間与えたところ、コントロール群に比べHesA群もHesB群も骨に含まれるミネラル濃度は有意に高くなりました。また、HesB群では卵巣除去によって減少した骨密度を改善しました。このことからヘスぺリジンのようなシトラスフラボノイドには骨の代謝を改善する働きがあることがわかりました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12771335

【5】ヘスペリジンをマウスへ腹腔内投与し、3時間後、チフス菌を感染させ敗血症を引き起こさせましたが、ヘスぺリジンの用量依存的にマウスは回復しました。加えて肝臓・脾臓の細菌が減少しただけでなく、血漿中のTNFαなどの炎症因子が減少しました。これらのことからヘスペリジンンの投与は、急性敗血症によるショック状態からもいち早く回復させる可能性が考えられました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15133244

【6】ヘスペリジンのラットへの投与(50mg/kgまたは100mg/kg皮下投与)はカラギナン誘発の浮腫をそれぞれ47%、63%抑制しました。また100mg/kgのヘスペリジン投与ではデキストラン誘発浮腫を約33%まで抑制することがわかりました。これらの結果から、シトラスから抽出したヘスペリジンはゆるやかな抗炎症作用を有することがわかりました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/8021799

【7】ヘスペリジンはオピオイド受容体を通し、抗不安作用を有することがわかりました。またこのことから、ベンゾジアピンとヘスペリジンを併用することで、鎮静作用だけではなく痛みに対する新たな治療方針が考えられました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18048026

【8】肥満細胞が放出するケモタキシンは、自己および他の肥満細胞の遊走を促進し、ひいてはアレルギーを促進させます。ヘスペリジンのアレルギーに対する作用について調べました。ヘスペリジン投与により遊走した肥満細胞の数は減少し、また、p38活性・炎症性サイトカイン活性が抑制しました。これらのことから、ヘスペリジンは、アレルギーに対して有効であることが考えられました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21559359

【9】ヘスペリジンによる,冷え症女性に対する影響について検討しました。冷えを訴える女性11名を対象に酵素処理ヘスペリジン(250 mg/日)またはプラセボを摂取させ単回摂取40分後と7日間継続摂取後、手掌部に冷却負荷を与え,その後の皮膚表面温,皮膚血流量,血管幅の変化を評価しました。酵素処理ヘスペリジン単回摂取時は,プラセボに比べて冷却負荷後の温度変化量,血流変化率が有意に高く,酵素処理ヘスペリジン継続摂取時においても,冷却負荷後の温度変化量,血流変化率が有意に高値を示しました。酵素処理ヘスペリジンを摂取することで,末梢の血流量が増加し、皮膚表面温度を回復させることが考えられました。継続的に摂取することでその効果が維持され,冷えを緩和する可能性があることが示唆された。
http://ci.nii.ac.jp/naid/10024794479

このページのトップへ