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作成日 2012年09月14日
更新日 2014年04月28日

海藻

seaweed

縄文時代から食べられている海藻には、ビタミン類やミネラル類をはじめ、フコイダンやフコキサンチン、食物繊維など様々な栄養素が豊富に含まれています。
近年は日本だけでなく、欧米などの海外でも海藻の豊富な栄養素が注目され、サプリメントやシャンプーなどに幅広く利用されています。

海藻の研究情報

【4】メカブに含まれる機能性成分であるフコイダンは、帯状疱疹ウィルスやヒトサイトメガロウィルスに対する抗菌作用が知られています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15340195

【5】胆のう癌マウスにメカブフコイダンを投与すると、NK細胞の活性化と免疫物質であるINF-αの産生が増大しました。このはたらきにより、メカブフコイダンには、免疫活性化作用が示唆されました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12929574

【6】めかぶをはじめとする海藻中には機能性成分として植物ステロールが含まれており、その主要な成分はフコステロールである。フコステロールは乾燥海藻中に662-2320μg/g が含まれており、メカブの機能性成分として有望視されています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/15103705

【7】マウスの細胞(3T3-L1細胞) にフコイダンを投与すると、脂肪形成ならびに炎症関連遺伝子の活性化が阻害されました。この働きにより、脂肪細胞での脂質蓄積が抑制され、活性酸素の生産を抑制しました。これらの働きにより、フコイダンには抗肥満作用と抗炎症作用が示唆されています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22749180

【8】メカブに含まれる機能性成分フコガラクタン(Fucogalactan) には、免疫細胞である単球細胞に働きかけることで、真菌や細菌に対する抗菌作用を持つことが確認されており、メカブには抗菌作用が期待されています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18976701

【9】フコイダンは、近年抗腫瘍作用で注目されています。モズクから抽出されたフコイダンがヒト腫瘍細胞から発生する活性酸素を抑えることがわかりました。また、モズク抽出フコイダンは、マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP:細胞侵入を助ける酵素)の活性を抑えることにより、ヒト線維肉腫細胞の侵入を抑制しました。さらに、フコイダンは、血管新生成長因子(VEGF)の活性を抑えることで、血管新生を抑制しました。以上の作用によりモズク抽出フコイダンは抗腫瘍活性を有することがわかりました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19003051

【10】沖縄で栽培したモズクから抽出したフコイダンがC型肝炎ウイルス(HCV)に対して有効に働くかどうかを検討しました。フコイダンはHCV感染細胞でのHCVの増殖を抑えたことがわかりました。また、フコイダン(0.83g/日)を12ヵ月慢性肝炎患者に与え続けると、8~10ヶ月間でフコイダンを摂取すると、摂取前よりもHCVのRNAが有意に低下していました。これらのことから、フコイダンは、HCV関連の慢性肝炎疾患患者に有効に働くと考えられました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22611316

【11】オキナワモズクから抽出したフコイダンの経口摂取がN-ニトロソジエチルアミン(DEN)誘発肝線維症を抑制するかどうかを調べました。DENを与え、肝線維症を引き起こしたラットへフコイダンを投与しました。DEN-フコイダン投与群では、肝臓のヒドロキシプロリン濃度およびトランスフォーミング増殖因子β1はDENのみの投与よりも有意に低下することがわかりました。このことにより、オキナワモズクから抽出されたフコイダンは、肝線維症を減少させることがわかりました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20880181

【12】オキナワモズクから抽出されたアセチルフコイダンはマクロファージのマイトジェンタンパク質キナーゼ(MAPK)や細胞外シグナル調節キナーゼを活性化させました。このことから、アセチルフコイダンは、免疫力をより強くすることができると考えられました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19219547

【13】担がんマウスにフコイダンを4日間経口投与したところ、生存期間が延長し、正常マウスに投与するとナチュラルキラー (NK) 細胞活性やT細胞のIFN-γ産生が高まりました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12929574

【14】高脂血症ラットを用いてマコンブ由来のフコイダンの多糖類硫酸エステルの効果を調査しました。結果として、血清総コレステロール、トリグリセリドおよびLDLコレステロールの濃度が大きく低下し、HDLコレステロール濃度、リポタンパクリパーゼ、肝臓リポタンパク質およびレシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼの活性を著しく高めました。このことから、マコンブには血中脂質を改善する効果が期待されます。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20645721

【15】フコイダンおよび砂漠ニンジン抽出物の抗炎症作用をマクロファージの培養系およびカラギーナン誘発空気嚢型炎症モデルマウスで調査しました。結果として、フコイダンと砂漠ニンジンを両方与えたことで、酸化窒素およびプロスタグランジンE2の増加を抑制しました。このことから、フコイダンと砂漠ニンジンを組み合わせることで複数種の炎症を緩和する可能性が考えられました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22787482

【16】トリグリセリドを蓄え、高脂肪食誘発性肥満のマウスで、中性脂肪の吸収に対する昆布の抑制効果を検討しました。特にShaved Laminaria(とろろコンブ)は効果的で、この効果は、コンブに含まれるアルギン酸が寄与しているものと考えられました。一方、炭水化物を多量に与えられたマウスに対して成熟前のコンブの高血糖症抑制効果も確認ました。これらの結果は、コンブは成長段階によって効果を変化させるが、総じて生活習慣病の予防に役立つ可能性があることを示唆します。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22054948

【17】コンブから抽出された多糖類の抗血栓効果を血栓症のラットを対象に調査しました。血液検査にて血小板凝集率および活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT時間)を分析し、血液凝固能を測定しました。結果として、最大血小板凝集率および活性化部分トロンボプラスチン時間が有意に低下しました。このことから、コンブは抗血栓効果を持つ可能性が示されました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21341337

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