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わかさの秘密トップ > 成分情報 > アルファルファ

作成日 2013年08月13日
更新日 2014年05月07日

アルファルファ

medicago sativa
ムラサキキウマゴヤシ(紫馬肥) lucerne(ルーサン) モクシュク

アルファルファの語源は、「最高のたべもの」といわれています。根は強大で5~10mの深層に達し、他の植物からでは得ることのできない、貴重な微量元素やミネラルを得られることで知られています。疲労回復やむくみ改善、コレステロール値を改善する効果があるとしてサプリメントやハーブティーとして利用されています。

アルファルファの健康効果
◎むくみを予防・改善する効果
◎疲労回復効果
◎コレステロール値を下げる効果
◎デトックス効果
◎便秘を解消する効果
◎骨粗しょう症を予防する効果

目次

アルファルファとは

●基本情報
アルファルファは、マメ科ウマゴヤシ属の多年草で、日本ではムラサキウマゴヤシ、糸もやしと呼ばれており主に牧草として栽培される植物です。
アルファルファという名前は「最高のたべもの」というペルシャ語がアラビア語に変化したもので、「FATHER ALL FOOD」、すべての食物の父とも呼ばれています。
牛などに与える牧草として使われるほか、食べると豆独特の風味があり柔らかく甘味があるため、糸のように細く柔らかいもやしの状態でサラダなどに使用します。
また、成長した緑色の葉の部分はハーブとして、昔から親しまれています、緑茶によく似ていた風味を持ち、草特有の芳香があります。
アルファルファの根は強大で5~10mの深層に達し、他の植物からでは得ることのできない、貴重な微量元素やミネラルを得られることで知られています。
多数の茎を出し、茎は高さが50cm~1mで直立しており、葉は3枚の小葉からなります。
夏には濃紫色から白色の蝶形花を付けます。
種子は硬実種子で、螺旋状に巻いた果実の中に存在します。
発芽してから1週間ほどで食べられるので、キッチンで簡単に栽培する事ができます。

●アルファルファの歴史
アルファルファの原産地は、中央アジアから地中海と考えられており、その後、北アフリカ、中東、ヨーロッパ、シベリア、北インド、中国に広がったといわれています。
日本には江戸時代に渡来しましたが、酸性土壌の多い日本での生産は定着せず、明治時代以降には北海道で牧草として利用されていました。
栄養価が高く、牧草として使用すると、馬の成長がよく肥えることから、ウマゴヤシという和名がつけられました。

●アルファルファの選び方
アルファルファを買う時は、根に透明感があり白い部分が艶やかなものを選ぶと美味しいといわれています。
日持ちしないので、買って来た日に極力食べ切るようにします。
保存する場合は、保存袋へ入れ空気を抜き真空に近い状態で野菜室にて保存します。
少ししなびてしまったアルファルファは、水をはった中へ15分ほど浸しておくと、シャキシャキした歯ごたえが戻ります。

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アルファルファの効果



●むくみを改善する効果
アルファルファにはむくみを改善する働きがあるといわれています。これはアルファルファに利尿作用があると考えられているためです。
人間は水分や電解質を尿によって排出しています。体液の濃度などに合わせて、体に適した濃度の尿が腎臓でつくられているのです。水分の摂取量によって違いはありますが、一般的に1日平均1.5ℓの尿を排出しているとされています。
尿には体に不要なアンモニア、尿酸、ナトリウムなどの老廃物が含まれています。
利尿作用とは、尿の量を増やすことによって余分な水分や体内の老廃物を排出する作用をいいます。
利尿作用によって、老廃物や余分な水分が排出されることで、むくみの解消につながります。
また、余分な水分や老廃物を蓄積されている状態では、血液やリンパ液などの流れが悪くなり、新陳代謝の悪化や冷えを引き起こしたりします。これらの症状は脂肪を燃えにくくするとされており、利尿作用を持つ食品を摂ることにより、ダイエット効果が期待できるともいわれています。

●疲労回復効果
アルファルファは長く張り巡らされた根を持ち、土壌のミネラルを多く吸収し、ミネラル、カルシウムマグネシウムリンカリウムなどの栄養素をふんだんに蓄えます。さらに、ビタミンA・ビタミンB群・ビタミンKをはじめとしたビタミンも補給できます。
また、8種類の必須アミノ酸を含んでおり、疲労回復に適した食材といわれています。

コレステロール値を下げる効果
アルファルファは葉緑素(クロロフィル)を多く含んでいます。
血中コレステロール値が高くなると、血管壁にコレステロールが付着して血液の流れが悪くなります。このような状態が続くと、動脈硬化に進行する場合があり、心筋梗塞や脳梗塞など命に関わる病気のリスクが高まります。
葉緑素は、食事からのコレステロール吸収を抑制し、血栓の予防や血圧を下げる作用があります。葉緑素の摂取によりコレステロール値が下がると、血液がサラサラになり血行が促進されるため、循環器系疾患予防に効果が期待できます。
葉緑素がコレステロール値を下げ、血中脂質の正常化に働くことが研究されており、効果が期待されています。
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●デトックス効果
葉緑素は、食事からのコレステロール吸収を抑えるはたらきのほかに、腸内の老廃物を吸着して体外に排出する働きがあります。葉緑素は消化吸収されずに小腸、大腸を経由して排泄される仕組みになっています。ダイオキシン、有害ミネラルのカドミウムや鉛などの物質も除去してくれる効果が期待できます。またダイオキシンの除去効果も報告されており、デトックス効果が期待されています

●便秘を解消する効果
アルファルファには食物繊維が多く含まれており、腸内で水分を取り込み膨張し、腸を刺激することで、便秘を改善する働きがあります。便秘が改善された結果、老廃物がすみやかに体外へ排出されるため、美肌やダイエットにも効果的であるといわれています。

●骨粗しょう症を予防する効果
葉緑素、ビタミン類、カルシウム、マグネシウムが豊富に含まれていることから、アルファルファは骨粗しょう症の予防にとても良い食材であるといわれています。【3】【4】

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食事やサプリメントで摂取できます

ラクトフェリンを多く含む食べ物

こんな方におすすめ

○むくみが気になる方
○疲労を回復させたい方
○コレステロール値を下げたい方
○便秘でお悩みの方
○骨粗鬆症を予防したい方


アルファルファの研究情報

【1】高リポタンパク血症患者15名(タイプⅡA8名、ⅡB3名、Ⅳ4名)において、加熱したアルファルファ種子を40 g×3回/日、8週間摂取させたところ、総コレステロール値およびLDL-コレステロール値を低下したことから、アルファルファは生活習慣病予防効果が期待されています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/3606731

【2】アルファルファには、サポニン、フラボノイド、ファイトエストロゲン、クマリン、アルカロイド、アミノ酸、フィトステロール、ビタミン類など多くの有効成分が含有しています。そのために神経保護作用、コレステロール低下作用、抗酸化作用、抗潰瘍作用、抗菌作用、低脂血症、エストロゲン作用、抗アテローム作用、抗ガン、抗脳梗塞、など様々な症状に対して行こうであることが分かっています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20969516

【3】アルファルファの根部に含有されているサポニンをサルに投与したところ、高コレステロール食摂取による血漿コレステロールの増加を抑制したことがわかりました。

【4】アルファルファは、エチルアセテート抽出物(AEA)は、自己免疫疾患(シェーングレン症候群を伴う)モデルマウスの寿命を延ばしたり、病気を軽減したりします。それはAEAに含まれるエストロゲン様作用を持つ成分がエストロゲンレセプターを選択的に活性化するためだと考えられました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21158449

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参考文献

・Mölgaard J, von Schenck H, Olsson AG. (1987) “Alfalfa seeds lower low density lipoprotein cholesterol and apolipoprotein B concentrations in patients with type II hyperlipoproteinemia.” Atherosclerosis. 1987 May;65(1-2):173-9.

・Bora KS, Sharma A. (2011) “Phytochemical and pharmacological potential of Medicago sativa: a review.” Pharm Biol. 2011 Feb;49(2):211-20. doi: 10.3109/13880209.2010.504732. Epub 2010 Oct 25.

・小林彰夫ら 天然食品・薬品・香粧品の事典

・Hong YH, Wang SC, Hsu C, Lin BF, Kuo YH, Huang CJ. (2011) “Phytoestrogenic compounds in alfalfa sprout (Medicago sativa) beyond coumestrol.” J Agric Food Chem. 2011 Jan 12;59(1):131-7. doi: 10.1021/jf102997p. Epub 2010 Dec 15.

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