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作成日 2011年12月26日
更新日 2014年12月05日

ナノビルベリーエキス

nano bilberry extract

ナノ(超微細化)ビルベリーエキスは、アントシアニンが豊富に含まれるビルベリーエキスを世界初の技術によってナノ化(超微細化)し、健康成分はそのままに、体内への吸収量をビルベリーエキスの約2倍に高めた成分です。
アントシアニンが本来持っている健康への効果を、より短時間で、より実感できると期待されています。

ナノ(超微細化)ビルベリーエキスの溶け込む様子を動画でチェック
ナノ(超微細化)ビルベリーエキスの健康効果
◎視機能を改善する効果
◎眼病を予防する効果
◎生活習慣病の予防・改善効果

目次

ナノ(超微細化)ビルベリーエキスとは

●基本情報
ナノ(超微細化)ビルベリーエキスは、北欧[※1]地域に自生する野生種のブルーベリーである「ビルベリー」を超微細化(ナノ化)することによって誕生した成分です。
世界初の特許製法によりビルベリーエキスをナノ化(超微細化)することでビルベリーに含まれる栄養成分であるアントシアニンを壊すことなく、体内への吸収量を約2倍に高めることができます。
また、ナノ(超微細化)ビルベリーは体内にすばやく溶け込むために、吸収にかかる時間も約半分になるという特徴があります。



●ビルベリーとは
ナノ(超微細化)ビルベリーエキスの原材料であるビルベリーは、スカンジナビア半島から標高の高い南部ヨーロッパ地帯にかけて広く自生しているブルーベリーの一種です。
ビルベリーの果実は小粒ですが、内部までしっかりと色素が詰まっており、果実の中心まで青紫色に染まっています。
この青紫色の色素は「アントシアニン」であり、ビルベリーに含まれるアントシアニンの量は、世界に約150種類以上あるブルーベリーの中で最も多く、一般的なローブッシュブルーベリー[※2]の約2倍、ハイブッシュブルーベリー[※3]の約5倍ものアントシアニンが含まれています。
ビルベリーに多くのアントシアニンが含まれる理由は、北欧で夏期に起こる白夜[※4]という1日中太陽が沈まない現象が大きく関係しています。
ビルベリーは太陽の紫外線から身(実)を守るために、アントシアニンを豊富に含むようになるのです。

●ナノ(超微細化)ビルベリーエキスの歴史
ナノ(超微細化)ビルベリーエキスに含まれるアントシアニンについての研究が進められるきっかけとなったのは、「第二次世界大戦中に、イギリス軍のパイロットがブルーベリーのジャムを食べたところ、薄明かりの中でもはっきりと物が見えた」という報告です。これは、ビルベリーに含まれる青紫色のアントシアニンによる効果ではないかと考えられています。
その後、ビルベリーが持つ生理機能についての研究が進められるようになり、欧州ではビルベリーを原料とした血管障害・糖尿病・循環器病の医薬品や、眼科で使用するための医薬品が開発されています。
また、ビルベリーに含まれるアントシアニンの健康効果を期待して、ビルベリーから抽出されたエキスがサプリメントの原料としても使われています。
そして、ビルベリーの持つ健康効果をより高く実感するためには、粒子を細かくすることで体内での吸収量を高められるのではないかという発想から、ビルベリーエキスをナノサイズ[※5]にまで細かくしたナノ(超微細化)ビルベリーエキスが開発されました。

●ナノ(超微細化)ビルベリーエキスの製法
ナノ(超微細化)ビルベリーエキスは、ビルベリーエキスが超微細化(ナノ化)されたものです。
超微細化(ナノ化)は、200メガパスカル以上という非常に高い圧力をかけることができる機械を用いて、粒子と粒子をぶつけ合うことで、ナノサイズにまで細かくする製法です。
世界初の特許技術でつくられるナノ(超微細化)ビルベリーエキスは、ビルベリーエキスを超微細化しても健康成分であるアントシアニンが壊されることがないため、アントシアニンの健康効果はそのままでありながら、吸収量が従来のビルベリーエキスの2倍です。
ナノ化(超微細化)することによって、粒子同士の引き合う力が強くなり、固まって沈殿してしまう凝集が起こりやすくなりますが、ナノ(超微細化)ビルベリーエキスは、ナノ化(超微細化)したビルベリーエキスを大豆レシチンでコーティングすることで、凝集を防いでいます。
つまり、ナノ(超微細化)ビルベリーは食品として安全で、高品質・高機能なサプリメントの原料といえます。【29】

[※1:北欧とは、ヨーロッパの中でも北部に位置している地域のことです。一般的には、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマーク、アイスランドの5カ国を指します。]
[※2:ローブッシュブルーベリーとは、野生種(ワイルド)ブルーベリーとも呼ばれる、アメリカ・カナダに自生しているブルーベリーのことです。樹高は15~40cmと低いのが特徴です。果実は小さいですが、加工に適しているため、ジャムやソース、ドライフルーツなどのほとんどはこのローブッシュブルーベリーからつくられています。]
[※3:ハイブッシュブルーベリーとは、アメリカ北東部に自生していたものを品種改良した栽培種ブルーベリーのことです。樹高が1~2mと高めで、主に生果実を食べるために栽培されています。果実の直径が1~1.7cmと大きいことが特徴です。寒冷地や高冷地でよく育ち、日本でも北海道、東北、関東、北陸などで栽培されています。]
[※4:白夜とは、太陽が1日中地平線から沈まない現象のことです。世界中でも北欧や南極大陸などのごく限られた地域でしか見ることができません。]
[※5:ナノサイズとは、100万分の1ミリメートル単位のサイズのことです。]

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ナノ(超微細化)ビルベリーエキスの効果

ナノ(超微細化)ビルベリーエキスは、有効成分であるアントシアニンが持つ様々な健康効果をより早く実感できると期待されています。



●視機能を改善する効果
ナノ(超微細化)ビルベリーエキスに含まれるアントシアニンの働きによって、見る力をサポートすることができます。
ものを見るときには、目に入ってきた映像を目の網膜に映し出します。網膜には「ロドプシン」というたんぱく質が存在し、ロドプシンが分解されて発生する電気信号が脳に伝わることによって、「目が見える」と感じます。
ロドプシンは再合成と分解を繰り返しますが、疲労や加齢が原因でロドプシンの再合成能力は低下してしまいます。
アントシアニンは、このロドプシンの再合成を促進し、ロドプシンの再合成の遅れによる目のしょぼつきや、かすみ、ぼやけの予防・改善する効果があるといわれています。
また、ビルベリーに含まれるアントシアニンを摂取することにより、夜間の視力が向上する、暗順応[※6]を促進する、眩しい光にさらされた後、視力が回復するまでの時間が短くなるなどの研究結果が報告されています。
【2】【16】【17】【18】【19】【20】【21】【22】【25】

●眼病を予防する効果
ナノ(超微細化)ビルベリーエキスに含まれるアントシアニンには、様々な眼病を予防する効果が期待できます。
眼病の例として白内障が挙げられます。白内障とは、水晶体が白く濁ってしまうことによって見えにくくなり、視力が低下する病気です。
水晶体はたんぱく質でできており、老化などによってこのたんぱく質が変性してしまうと、白く濁り、視力に影響を与えてしまいます。
白内障が進行すると、外から見ても瞳孔の中が白く見えます。これが、白内障という名前の由来とされています。
白内障の症状には、ものがぼやけて見える・かすんで見えるなどの症状が挙げられます。水晶体はカメラのレンズのような役割を果たしています。レンズが曇ると、写真の画像がぼやけてしまうように、水晶体が濁ると目が見えにくくなってしまいます。
ナノ(超微細化)ビルベリーエキスに含まれるアントシアニンには、活性酸素[※7]を抑える強い抗酸化力があり、この働きが白内障を予防すると考えられます。
水晶体は、光の通り道であるために紫外線による酸化のダメージを受けやすい部分です。水晶体の濁りは、この酸化によるダメージによって引き起こされるといわれています。
アントシアニンの抗酸化力が水晶体を紫外線ダメージから守ることによって、白内障の予防に働くと期待できます。マウスにアントシアニンが含まれたエサを与えた所、白内障の進行がゆるやかになったという実験結果も発表されており、アントシアニンの白内障に対する働きや効果が明らかになっています。

また、ナノ(超微細化)ビルベリーエキスに含まれるアントシアニンは、緑内障の予防効果も期待されています。
緑内障とは、何らかの原因によって視神経が傷つき、視野や視力が損なわれてしまう病気です。
眼圧が高くなり視神経が圧迫されることによって緑内障が引き起こされるといわれていますが、眼圧が正常であっても緑内障が発症することもあります。これは、視神経が酸化ストレスによって傷つき、弱ってしまうためです。
酸化ストレスは、喫煙や栄養不足をはじめとする生活習慣や、紫外線によるダメージが原因で発生してしまいます。ナノ(超微細化)ビルベリーエキスに含まれるアントシアニンの持つ抗酸化力が、この酸化ストレスと戦うことで、緑内障を予防する効果があることが明らかになっています。【4】【10】【12】【13】【23】【24】

●生活習慣病の予防・改善効果
ナノ(超微細化)ビルベリーエキスに含まれるアントシアニンが持つ抗酸化力によって、生活習慣病を予防することができます。
脳卒中やガンをはじめとする生活習慣病の発病には、活性酸素が大きく関与しています。
活性酸素は、紫外線や喫煙、ストレスなどが原因で体内に発生し、細胞や血管など体の様々な所にダメージを与えます。
ナノ(超微細化)ビルベリーエキスに含まれるアントシアニンには強い抗酸化力があり、ブルーベリーの中でも、アントシアニンのバランスが他の品種に比べて良いという特徴があります。

また、ナノ(超微細化)ビルベリーエキスに含まれるアントシアニンには、内臓脂肪の蓄積を抑えることによって、生活習慣病の要因となるメタボリックシンドロームを予防する効果があります。
メタボリックシンドロームは、食べすぎや運動不足といった生活習慣などによって、内臓に脂肪が溜まりやすくなり、高血糖・高血圧・糖尿病・動脈硬化などを引き起こします。
40~74歳においては、男性2人のうち1人、女性5人のうち1人はメタボリックシンドロームの可能性が高い、または予備軍であると報告されています。
ナノ(超微細化)ビルベリーエキスに含まれるアントシアニンには、このメタボリックシンドロームへの予防効果があるという研究結果が発表されています。
さらに、血圧の上昇を抑える効果や、動脈硬化を予防する効果も報告されています。これらの研究結果から、ナノ(超微細化)ビルベリーエキスに含まれるアントシアニンはメタボリックシンドロームをはじめ、生活習慣病の原因に働きかける効果的な成分としても注目されています。【1】【3】【7】【8】【9】【11】【15】

[※6:暗順応とは、明るい所から暗い所に入った時に、時間が経過するとともに目が慣れて見えてくることです。]
[※7:活性酸素とは、普通の酸素に比べ、著しく反応性が増すことで強い酸化力を持った酸素のことです。体内で過剰に発生すると、脂質やたんぱく質、DNAなどに影響し、老化などの原因になるとされます。]

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こんな方におすすめ

○目の健康を維持したい方
○目の疲れが気になる方
○白内障・緑内障を予防したい方
○パソコン・テレビ・携帯電話などをよく使われる方
○目の病気を予防したい方
○生活習慣病を予防したい方

ナノ(超微細化)ビルベリーエキスの研究情報

【1】ビルベリーはアントシアニンが豊富な果物の一つです。近年の研究により、ビルベリーは視力改善や血糖値を低下させ、また抗炎症作用、および血漿中の脂質を低下させるはたらきが知られており、ビルベリーは炎症、心疾患、糖尿病、痴呆などの疾病予防するはたらきを持つと考えられています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK92770/

【2】ビルベリーエキス(59mg)およびルテイン(17.5mg) 魚油(DHA783mg, EPA 162mg) を含有しているサプリメントを摂取させたところ、眼精疲労の症状、精神疲労の症状に改善が見られたことから、ビルベリーが眼病予防効果を持つことが示唆されました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22199129

【3】健常成人男女106名を対象に、低インシュリン穀物製品、魚油およびビルベリーを12週間摂取させたところ、インスリンの分泌、耐糖能で改善が見られました。このことから、ビルベリーがⅡ型糖尿病を予防するのに有益であることが明らかとなりました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21901116

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参考文献

・角谷 建耀知 他5名 (2009) “アントシアニン含有組成物及びその製造方法” 特許公開2009-46438

・小出良平 (1994) “視機能に及ぼすホワートルベリーエキスの効果” あたらしい眼科 1994 11(1):117-121

・Kawabata F, Tsuji T. (2011) “Effects of dietary supplementation with a combination of fish oil, bilberry extract, and lutein on subjective symptoms of asthenopia in humans.” Biomed Res.2011Dec;32(6):387-93.

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