α-リポ酸

alpha-lipoic acid

αリポ酸は、私たちの体をつくる約60兆個もの細胞ひとつひとつに存在し、生きていく上で必要なエネルギーをつくり出すために欠かせない成分です。
また、αリポ酸には、疲労感や肌の衰えといった老化現象の一因となる活性酸素から細胞を守り、健康な体と若々しい肌を保つ働きがあります。

α(アルファ)リポ酸とは?

●基本情報
αリポ酸は、私たちの体をつくる細胞の中にあるミトコンドリア[※1]に存在しています。
ミトコンドリアは、1つの細胞の中に50~2500ほど存在し、心臓を動かす・呼吸をするといった、生きていくために必要なエネルギーをつくり出しています。

ミトコンドリアで作られるエネルギーの元となるものが、ATP(アデノシン3リン酸)[※2]という物質です。このATPがつくられる時に生じるエネルギーが、生きていくための原動力となります。
ATPは、体内で溜めておくことができないため、ミトコンドリアでは絶えずATPがつくられています。このATPがつくられる過程はクエン酸回路[※3]と呼ばれ、この回路そのものがスムーズに機能していなければ、疲労感や動悸、さらには生活習慣病などの疾病を引き起こしかねません。αリポ酸はクエン酸回路に直接作用し、活性化を促します。
αリポ酸は、水溶性と脂溶性、両方の性質を兼ね備えているため、体内の全ての細胞に自在に入り込むことができます。
αリポ酸は、ミトコンドリアがスムーズにエネルギーを生み出すための相棒のような存在なのです。

●αリポ酸の歴史
αリポ酸は、1930年代に発見され、1960年代にはキノコ中毒などの中毒症患者の治療のために利用されていました。
1989年に、αリポ酸が活性酸素[※4]を抑える抗酸化力[※5]を持つことが明らかになり、その後、αリポ酸について多くの研究が進められるようになりました。
それまで、老化や生活習慣の原因が活性酸素であるとは知られていませんでしたが、活性酸素の作用や抗酸化作用の重要性が認識され始めると、αリポ酸に対する注目度も高まっていったのです。

●αリポ酸と活性酸素
αリポ酸は、生活習慣病や老化の原因となる活性酸素を除去する抗酸化力を持つ成分です。 ​​活性酸素は、ストレス・紫外線・喫煙・過剰な運動などが原因で増えるといわれています。中でも、ストレスによって発生する活性酸素の量は格段に多いといわれており、ストレス社会に生きる現代人は、活性酸素によるダメージを受けやすいのです。
本来、活性酸素は体の中に入ってきた細菌やウイルスを退治してくれる働きを持つため、私たちの体にとって必要なものですが、増えすぎるとその強力な作用により細胞を傷付けてしまうなど、反対に体に害を与えてしまいます。
αリポ酸は、活性酸素と戦う抗酸化力が高い成分で、同じように抗酸化力を持つ成分であるビタミンCやビタミンEの約400倍の抗酸化力があるといわれています。

また、αリポ酸には、抗酸化作用を持つビタミンCビタミンEコエンザイムQ10などの他の成分が、活性酸素と戦って抗酸化力を失ってしまったとき、その力を回復させる働きがあります。

●αリポ酸と糖質
αリポ酸は、エネルギーの材料となる糖質脂質たんぱく質のうち、もっともエネルギーになりやすい糖質の代謝[※6]に深く関わっています。
糖質は、パンやご飯、麺類などの炭水化物から摂取することができます。糖質は吸収されやすい成分であるため、素早くエネルギーとして利用することができるという長所があります。
しかし、糖質を摂りすぎてしまうと、糖化反応が引き起こされることがあります。
糖化とは、たんぱく質が糖と結びつき、老化の原因となる物質AGEs(エージーイーズ)をつくり出す現象です。
食品の場合は、糖化反応を利用することによって、こんがりとした焼き色を付ける・風味を出すといったことができます。
しかし、体内で糖化が起こると、肌の場合は弾力を失って硬くなったり、くすんで見えたりするなど、老化現象を引き起こします。
糖化を防ぐためには、糖質を摂りすぎないことに加え、糖質を効率よくエネルギーとして代謝する必要があります。
αリポ酸は、糖質をスムーズに代謝することによって糖化を抑える、抗糖化力を持つ成分として注目されています。

●αリポ酸の欠乏症
αリポ酸は、体の中でつくられる成分ですが、年齢とともにつくられる量は減少してしまいます。
αリポ酸が不足すると、エネルギーがつくられにくくなるため、疲れやすくなったり、また、ある種の病気を引き起こしやすくなったりします。
そのため、体内での生成に頼るだけではなく、食事からαリポ酸を補うことが望ましいといわれています。
αリポ酸は、レバーやほうれんそうにんじんトマトブロッコリーなどに含まれていますが、十分な量を補うことは難しいため、効率良く補えるよう、αリポ酸を配合したサプリメントも多く販売しています。
αリポ酸が十分に補給されると、エネルギーが効率よく生み出され、老化を防ぎ、病気に負けない元気な体を保つことができます。

[※1:ミトコンドリアとは、細胞内の構造のひとつで、生命活動に必要なエネルギーをつくり出す役目を担っています。]
[※2:ATPとは、細胞の中に存在し、生命活動で利用されるエネルギーを保存・利用する上で必要な物質です。]
[※3:クエン酸回路とは、体内に入った食物を燃焼させエネルギーをつくり出す、一連の流れのことです。]
[※4:活性酸素とは、普通の酸素に比べ、著しく反応性が増すことで強い酸化力をもった酸素のこと。体内で過剰に発生すると、脂質やたんぱく質、DNAなどに影響し、老化などの原因になるとされます。]
[※5:抗酸化力とは、たんぱく質や脂質、DNAなどが酸素によって酸化されるのを防ぐ力です。]
[※6:代謝とは、生体内で、物質が次々と化学的に変化して入れ替わることです。また、それに伴ってエネルギーが出入りすることを指します。]

α(アルファ)リポ酸の効果

​●疲労回復効果
​ ​私たちが生きていくために、エネルギーは必要不可欠です。
エネルギーがなければ、体を動かすことも、何かを考えることも満足にできなくなります。
αリポ酸は、細胞の中にあるミトコンドリアがエネルギーを効率良くつくり出すために必要な成分です。
エネルギーが常につくられることで、体を活発に動かすために必要な原動力も満たされるため、α-リポ酸を補うことで疲労を回復させる効果があります。

また、αリポ酸が持つ抗酸化力が細胞を活性酸素によるダメージから守り、疲れにくく、病気に負けない体をつくります。
もともと私たちの体は活性酸素から身を守るための力が備わっていますが、年齢とともにその力は衰えてしまうため、αリポ酸のように抗酸化力の強い成分は、疲労感の軽減にも適しています。【4】【11】

●美肌効果
肌は体の老化の中で特に目立ちやすい部分です。肌の老化現象には、しわやシミ・たるみなどが挙げられますが、これらの現象は、主に真皮[※7]という部分に大きな関わりがあります。
肌は、真皮に存在するコラーゲンエラスチンによって、ハリと弾力が保たれています。コラーゲンは、網目のような形で張りめぐらされ、肌にハリを与えています。エラスチンは、コラーゲンによってできた網目の結び目をつなぐ役割を持ち、弾力のある肌をつくっています。
コラーゲンとエラスチンはたんぱく質であり、糖化によるダメージを受けると肌は硬くなり、ハリと弾力を失ってしまいます。その結果、シワやたるみなどの肌の老化につながります。
αリポ酸が持つ抗糖化作用が、コラーゲンやエラスチンを糖化によるダメージから守り、ハリと弾力を保つことで老化に負けない若々しい肌をつくります。
また、肌は活性酸素が原因で老化が促進されるともいわれています。よって、抗酸化作用と抗糖化作用を併せ持つαリポ酸は、肌の老化予防に効果的だといえます。

●糖尿病を予防する効果
糖尿病とは、インスリンという血糖値[※8]を正常に保つホルモンが少なくなり、エネルギーとして使われるはずの糖がうまく細胞に取り入れられず、血液中に残り、血糖値が高くなる病気のことです。
悪化すると全身の血管や神経などに悪影響を及ぼし、合併症を引き起こします。
糖尿病は、日本でも年々患者が増えており、問題視されている病気です。
αリポ酸は、糖が上手にエネルギーとして使われるように働きかけ、血糖値が上がりすぎないようコントロールし、糖尿病を予防します。
この働きを利用して、ヨーロッパでは、αリポ酸が糖尿病の治療薬として用いられています。

また、αリポ酸には糖尿病の合併症である糖尿病網膜症や白内障を予防する効果があります。
血糖値が高い状態が続くと、目の網膜[※9]に栄養や酸素を届ける細い血管がつまりやすくなり、出血してしまうことがあります。さらに進行すると、視力が低下し、最後には失明へとつながります。これが、糖尿病網膜症です。
また、糖尿病は網膜症のほかに、白内障という病気を引き起こすことがあります。
目のレンズのような働きをする水晶体はたんぱく質でできており、糖化によってダメージを受けるとにごりが生じ、物がかすんで見える・まぶしく感じる・暗いところで見えにくいといった症状が現れます。
αリポ酸が持つ効果は、このような目の病気の予防にも役立ちます。【1】【2】【3】【8】【9】

[※7:真皮とは、表皮の下にあり、肌の弾力を保っている部分です。コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などが存在しています。]
[※8:血糖値とは、血液中にブドウ糖がどれくらいあるのかを示すものです。ブドウ糖が血液中にあふれてしまうと血糖値が高くなります。]
[※9:網膜とは、眼球の内側を覆う膜のことで、目で見たものの色や光を判別する働きを持つ部分です。]

食事やサプリメントから摂取できます

αリポ酸を含む食品

○レバー
○ほうれんそう
○にんじん
○トマト
○ブロッコリー

こんな方におすすめ

○疲れやすい方
○肌のハリや弾力を保ちたい方
○美肌を目指したい方
○糖尿病を予防したい方

αリポ酸の研究情報

【1】Ⅱ型糖尿病の患者38名において、αリポ酸を1日当たり300, 600, 900, および1200 mg を6カ月間摂取させたところ、糖尿病の指標である糖化ヘモグロビン(Hb1Ac1) が低下し、また糖尿病の酸化ストレスの指標であるPGF2αが確認されませんでした。αリポ酸は糖尿病の予防に役立ち、また糖尿病患者の酸化ストレスを軽減するはたらきが示唆されました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22374556

【2】軽度・中等度の糖尿病性末梢神経障害患者において、αリポ酸を4年間摂取させたところ、神経性障害を改善、もしくは遅延が確認され、αリポ酸の糖尿病性神経障害への改善効果が確認されました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22253286

【3】肥満ラットにおいて、αリポ酸を1日92mg/kg 、ビタミンB6 を1日60mg/kg 、6週間摂取させたところ、αリポ酸とビタミンB6を併用した際の効果は単独摂取よりも高く、空腹時血糖値、インスリン、遊離脂肪酸および筋トリグリセリドを減少させました。この併用効果は、絶食状態で食事負荷の際にも有益で、共に全身インスリン感性を増強させ、ヒラメ筋へのグルコース取り込みを促進することで、血糖値上昇を抑制しました。この結果より、αリポ酸とビタミンB6を併用することでの、糖尿病予防効果が確認されました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/18803954

【4】ヒトの細胞(臍静脈内皮細胞)に、α-リポ酸を投与すると、酸化LDLによって生じる酸化ストレスの指標MDA(マロンジアルデヒド)の上昇と細胞の傷害指標であるLDH(乳酸デヒドロゲナーゼ)の流出が抑制されたことから、α-リポ酸が細胞保護作用を有することが示唆されました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22180360

【5】α-リポ酸はミトコンドリア内で、酵素によってつくられます。α-リポ酸はミトコンドリアでのエネルギー代謝に関わり、乳酸酸化物の減少と、ピルビン酸デヒドロゲナーゼのはたらきに補酵素としてはたらきます。このことからα-リポ酸はエネルギー産生に関係が深いことが示唆されました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22152680

【6】グルタチオン欠乏神経細胞において、α-リポ酸を投与すると、抗酸化酵素であるヘムオキシゲナーゼが活性化され、また解毒酵素NADPHのはたらきも活性化されることで、神経保護作用を示しました。このことから、α-リポ酸には抗酸化作用や神経保護作用を有することが示唆されました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22152680

【7】末期腎不全患者63名(男性43名、女性20人、年齢層: 22~79歳)に、α‐リポ酸1日600 mg を8週間摂取させたところ、HSCRPレベル(血液透析患者の心疾患の危険性の指標)は著しく低下し、HDL-Cは上昇しました。α‐リポ酸には血液透析疾患やHDLに対し、改善効果を持つことがわかりました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21908204

【8】Ⅱ型糖尿病患者57名において、α-リポ酸を1日300 mg を2週間摂取させたところ、空腹時血糖値や食後血糖値、インスリン抵抗性が減少しました。この結果より、α-リポ酸にはⅡ型糖尿病予防作用が確認されました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21666939

【9】耐糖能異常肥満患者22名において、α-リポ酸1日600mg を2週間摂取させたところ、インスリン活性は上昇し、遊離脂肪酸をはじめ、トリグリセリド、総コレステロール、LDLコレステロール、酸化LDL-C、VLDLコレステロールが減少し、酸化ストレスの指標であるマロンジアルデヒド(MDA)と炎症関連物質IL-6が減少し、アディポネクチンが増加しました。α-リポ酸には耐糖能肥満患者に対する酸化ストレス軽減、抗炎症作用、インスリン活性や血漿脂質の改善効果が示唆されています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21593803

【10】α-リポ酸は体の組織、特にミトコンドリアに蓄積され、活性酸素を除去する抗酸化作用を持っており、また鉄や亜鉛などのミネラル類をキレート化する(吸収しやすい形にする)作用も有します。α-リポ酸の抗酸化能力や金属中毒解毒作用が注目され、糖尿病性腎障害、肝疾患、神経変性、心血管疾患の治療に使用されるほか、重金属の中毒に使用されるほど、α-リポ酸のはたらきは高く評価されています。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21991851

【11】ラットにα-リポ酸を体重1kgあたり100mgを4週間摂取させたところ、運動の持続時間には関係はなかったのですが、運動前後ともに、エネルギー消費量は増加することが確認されました。α-リポ酸には運動能力の向上に関係なく、エネルギー代謝を活発にすることが示されました。
http://shark.lib.kagawa-u.ac.jp/kuir/metadata/1303

【12】若年ラット(生後3~5ヶ月)と老齢ラット(生後24~26ヶ月)にα-リポ酸を含む餌を2週間与えたところ、老齢なラットにおいて、歩行活動の低下、酸化ストレスの指標であるマロンジアルデヒド量および過酸化脂質を抑制しました。さらに肝細胞における加齢に伴うグルタチオンやアスコルビン酸(ビタミンC)の減少を抑えました。したがって、α-リポ酸には代謝機能を活性化させ、酸化ストレスによる損傷を改善することがわかりました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/9973329

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参考文献

・抗糖化・糖尿病対策に包接R-α-リポ酸 /寺尾啓二、中野正人著 ハート出版

・α-リポ酸で代謝促進、酸化と肥満に勝つ /矢澤一良著 ハート出版

・強力な抗酸化素材 α-リポ酸 /大山武司著 ヘルス研究所

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