細胞と細胞の間で水分の保持やクッションの役割を果たす、私たちの細胞を守るうるおい成分です。
ヒアルロン酸とは?

ムコ多糖類の一種で、目の硝子体成分として発見された成分です。高い水分保持力を持ち、1グラムで6リットルもの水分を保つことができます。
それは、ヒアルロン酸が水溶液中で網目構造をしており、この網目の中に水分を取り込むことができるからです。
水を含むと非常に強いねばりと弾力を持ちます。
ヒアルロン酸は私たちの体内で広範囲に分布し、水分を保持する役目があります。肌のハリや軟骨でのクッション作用などに大きく関係しています。また目の硝子体にも多く含まれ、目の形を保っています。
ヒアルロン酸はもともと体内にある成分で、毎日、細胞の代謝とともに生まれ変わっています。しかし年齢を重ねるとともに減少してしまいます。
そのため、普段の食事で積極的にヒアルロン酸を摂ったり、サプリメントで補ったりする必要があります。
ヒアルロン酸の働き

<ドライアイの予防>
硝子体に多く含まれ、目の形を保ってくれているヒアルロン酸は、目のうるおい保持もしてくれます。目の表面は常に涙でうるおされており、外部からの刺激や乾燥から目を守ったり、栄養を目に届けたり、大切な役割を果たしています。涙は「油層」「水層」「ムチン層」から成る3層構造です。ヒアルロン酸は、粘り気を持ち、涙を定着させる「ムチン層」と似た性質があるので、ヒアルロン酸を摂取することで涙を角膜表面に繋ぎ止めることができます。
豆知識《ドライアイとは》
ドライアイは、涙の質の低下とともに量も減少し、目が乾く事でさまざまな症状がおきる病気です。長時間パソコンを使う機会が増え、コンタクトレンズの装着も増えている現代では、わたしたちの多くが目を酷使し、ドライアイに悩んでいると言われています。
<肌のうるおい保持>
ヒアルロン酸は細胞間に水分を保持することで、細胞に栄養を届けたり、老廃物の除去をしたりしています。ヒアルロン酸が減ると、肌の水分量の低下や老廃物の蓄積などを招きます。その結果、細胞の柔軟性が失われ、傷つきやすくなってしまいます。これがシワやシミの原因のひとつです。また、ヒアルロン酸はコラーゲンやエラスチンと相性がよい成分で、それらとともに肌細胞を形成しているため、ヒアルロン酸が不足することで他2つの働きも低下してしまい、肌のハリを失わせてしまいます。
<関節の負担を軽減>
関節は、立っているだけで体重の3倍の負荷がかかっていると言われます。スムーズな関節の動きには軟骨の保水成分が大きく関わっています。ヒアルロン酸は軟骨や関節液に含まれ、骨と骨との間の滑りを良くし、衝撃をやわらげるクッションの働きをして、関節への衝撃を抑えます。
ヒアルロン酸を多く含む食べ物

ふかひれ
すっぽん
魚や牛の目玉
豚足
うなぎ
鶏手羽
鶏軟骨
普段の食事では摂りにくい成分ですので、サプリメントから摂ることをおすすめします。
生活の中で気をつけるポイント
○ドライアイの予防に
パソコンの作業やテレビを見る際には画面を目の高さより低く置くことで、余計な水分の蒸発を防ぎます。また、意識的に瞬きをすることで、目に涙を行き届かせることができます。その他にも、コンタクトの装着時間をきちんと守り、外した後は目を休めるためにホットタオルなどを使うと効果的です。
○肌の乾燥が気になる方は
正しいスキンケアや紫外線対策、また冬場の外気や夏場のエアコンなどによる極度の湿度の低下はお肌のうるおいの大敵です。加湿器をうまく取り入れ、外からのうるおい補給をしてください。
○関節炎になる前に
予防として関節に負担をかけないように、日々の生活で姿勢に気をつけたり、ストレッチなどで柔軟性を高めたりすると良いでしょう。
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・乾燥肌、肌荒れ傾向のある方
・関節炎をお持ちの方
・ドライアイの方































